walk_jog
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参考:「健康づくりのための身体活動基準2013」(厚生労働省) 一定の速度で3〜5分ぐらい歩いて立ち止まり、15秒間脈を測る。その回数を4倍した1分間あたりの脈拍数と、下表の脈拍数を照らし合わせる。*年代別の脈拍数には個人差があります。また、服薬中の人は下表の脈拍数が参考にならない場合があります。め、ウォーキングに慣れないうちは「ラク」に感じるペースで歩き(ふつうの速さ)、慣れてきたら少しずつペースを上げましょう。一般的に健康効果が高いのは「ややきつい」(速歩き)と感じるペースです。歩くペースは人によって違うため、「ラク」や「ややきつい」というのは自分の感覚でかまいません。Part.1 ウォーキングからはじめよう10Part1「ラク」や「ややきつい」のペースを数値で知りたい場合は、心拍数(脈拍数)から割りだすことができます。心拍数は心臓が血液を送りだす回数で、その人にとっての最適なペースを知る目安となります。原則、心拍数と脈拍数は同値になるため、脈拍数から心拍数を知ることができます。脈の測り方手首の内側の親指側に、人差し指、中指、薬指をあてて測る1分間あたりの脈拍数(拍/分)50歳代14530歳代165ウォーキングからはじめよう ウォーキングは歩くフォームだけでなく、歩くペースも大事です。 ペースによって体にかかる負荷が大きく変わり、運動効果も違ってきます。自分の体力にあったペースで歩きましょう。 たとえば、体重60kgの人が30分間、ふつうの速さ(平地67m/分)で歩いた場合と、速歩き(平地93m/分)をした場合では、速歩きのほうがエネルギー消費量は約40kcal多くなりますが、心臓や腰、ひざなどに負担がかかります。歩くペースは運動効果や体への負担に大きく影響するたペースの感じ方(Borg Scale)きつい〜かなりきついややきついラクである心拍数も最適なペースの目安にペースの感じ方と年代別脈拍数の目安20歳代17015013514513540歳代15014013513012560歳代135125120「ラク」や「ややきつい」と感じるペースを目安に歩くときはペースも大事

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