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Q肥満や生活習慣病を改善するには、Part.1 ウォーキングからはじめよう14Part1●きついと感じない程度(「ラク」か「ややきつい」)で1日30〜60分、週3日以上が目安。10分以上のウォーキングを1日合計30〜60分行ってもよい。●運動をほとんどしていない人は、日常生活の中でこまめに歩くことからはじめ、徐々に歩く時間を増やしていく。●かかりつけ医などの指導のもとで安全に行う。●体調のよくない日はウォーキングを中止する。肥満(体重が重い)の人は ひざや腰を痛めやすいため、はじめは「ラク」なペースで歩き、少しずつ歩数を増やす。筋力がついてきたら歩くペースを上げたり距離を延ばしていく。高血圧の人は 血圧が急上昇しないように、リラックスしてマイペースで歩く。歩きはじめは血圧が上がりやすいため、ゆっくりとしたペースから。高血糖の人は こまめに歩くほうが血糖コントロールがしやすい。15〜30分のウォーキングを1日に数回行う。食後1時間後ぐらいがベスト。脂質異常の人 余分な中性脂肪やコレステロールを消費するためには、ラクだと感じるペースで、酸素を十分に取り込みながら一度に30分以上歩くのがよい。ウォーキングQ&A適切なペースと時間、頻度を知っておこう ウォーキングには、おなかに脂肪がたまった内臓脂肪型肥満や生活習慣病を予防・改善する効果がありますが、運動量が少なすぎると効果を得にくく、運動量が多すぎると症状を悪化させてしまうことがあるため、適切な運動量でウォーキングを行うことが大切です。 運動量は歩くペースや時間、頻度で決まり、厚生労働省では内臓脂肪型肥満や生活習慣病の人の運動として、きついと感じない程度のウォーキングを1日30〜60分、週3日以上実施することを推奨しています。ただし、適切な歩くペースや時間、頻度は病態によって変わるため、かかりつけ医などの指導のもとで行いましょう。ウォーキングからはじめようウォーキングの目安と注意点どれくらい歩けばいいの?A

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